ナルスアン島完全ガイド|入島料300ペソ・長い桟橋・海の中まで現地法人が解説

セブ島のアイランドホッピングで、ほぼ必ず名前が挙がるのがナルスアン島です🏝️

ただ、いざ調べようとすると出てくるのはツアーの申し込みページばかりで、島そのものの情報がなかなか見つかりません。どれくらいの大きさの島なのか、入島料はいくらなのか、どのくらい滞在できるのか。決めるのに必要なことほど、どこにも書いていないんです。

そこでこの記事では、セブ・マクタンで現地法人を営む私たちが、ナルスアン島のことだけを一本にまとめました。入島料の実額、ドローンで撮った島の全景、桟橋の様子、海の中、島で何ができるか、そして行き方まで。読み終えた時点で、行くかどうかを判断できる状態を目指して書いています😊

ドローンで撮影したナルスアン島の全景と砂州
ナルスアン島の全景。白い砂州が島の南西側に伸びています(当社ドローンによる空撮)

1. ナルスアン島はどんな島か

まず、想像よりずっと小さい島です。面積は1ヘクタールほど。サッカーコート1面半くらいと言えば、感覚が伝わるでしょうか。歩いて一周するのに、ゆっくり回っても15分ほどしかかかりません。

場所はマクタン島とボホール島の間に浮かぶオランゴ島群のひとつで、行政区分としてはセブ州コルドバ町に属しています。マクタンの港からバンカーボートで、だいたい40分から1時間ほどの距離です🚤

そして、この島には知っておくと少し面白い成り立ちがあります。もともとは砂州(サンドバー)だった場所を埋め立てて、島として整備したものなんです。上空から見ると、島の南西側にいまも白い砂州がそのまま伸びているのが分かります。あの砂州の延長線上に、人の手で島が作られたと考えると、見え方が変わってきます。

ナルスアン島を上空から見た施設の配置
島の上には宿泊用のコテージ、レストラン棟、海水を引き込んだ水場などが整備されています

ナルスアン島の全景と、島から伸びる砂州(当社ドローンによる空撮)

島の周囲一帯は海洋保護区(マリンサンクチュアリ)に指定されています。ここが重要で、保護区だからこそ魚が逃げません。後ほど海中の写真をお見せしますが、「こんなに寄ってくるものなのか」と驚く密度です🐠

2. 入島料はいくらかかるのか

ここが、日本語の情報でいちばん出てこないところです。

セブのアイランドホッピングでは、訪れる島ごとに入島料や保護区の利用料が発生します。ツアー代金に含まれている場合がほとんどですが、「その6,000ペソの中身は何なのか」が分からないままだと、高いのか安いのかを判断できません。

当社が実際に支払っている金額を、そのまま載せます。

アイランドホッピングでかかる入島料・保護区利用料

島・場所 名目 金額
ナルスアン島 入島料 ₱300 / 人
ヒルトゥガン島 海洋保護区の利用料 ₱100 / 人
パンダノン島 入島料 ₱250 / 人
パンダノン島 コテージ /1棟あたり ₱250 / 棟

※2026年9月時点で当社が実際に支払っている金額です。

3島を巡るツアーであれば、入島料と保護区の利用料だけでお一人あたり650ペソ。パンダノン島でコテージを使う場合は、これに1棟250ペソが加わります。

ナルスアン島の300ペソは、3島のなかでいちばん高い設定です。それだけ島の整備にお金がかかっているということでもあります。実際に行ってみると、桟橋も建物も手入れされていて、納得できる金額だと思います。

ご安心いただきたいこと。当社のアイランドホッピングは、これらの入島料・保護区利用料をすべてツアー代金に含んでおります😊 現地で追加のお支払いをお願いすることはありません。

ただ、この点は当社だけの特徴ではなく、他社様も含めるのが一般的です。ですのでここでは「内訳はこうなっています」という情報としてお受け取りください。もし別途現地払いと案内された場合は、そのぶん総額が上がりますので、比較の際にご確認いただくとよいかと思います。

なお日本円の目安はペソ×2.7ほどです(650ペソなら約1,760円)。為替は毎日動きますので、あくまで目安としてお使いください💴

3. 島の象徴、長い桟橋

ナルスアン島と聞いて多くの人が思い浮かべるのが、この桟橋です。

ナルスアン島の桟橋を海側から見たドローン空撮
沖から島へ向かって伸びる桟橋。奥にはマクタンの街並みが見えています

沖から島へまっすぐ伸びる桟橋と、その下のサンゴ礁(当社ドローンによる空撮)

ボートは島に直接着けるのではなく、この桟橋の途中に横付けします。つまり上陸した瞬間から、海の上を歩いて島へ向かうことになるわけです。この歩く時間が、ナルスアン島のいちばんの見どころだと言ってもいいくらいです。

ナルスアン島の桟橋から見たエメラルドグリーンの海
桟橋の上から。足元の海は、底のサンゴが数えられるほど澄んでいます

両側が全部、海です🌊 しかも足元が透けて見えるほど澄んでいるので、歩きながら下を覗くだけで魚が見えます。手すりの向こうに視界を遮るものが何もないので、写真を撮ると空と海しか写りません。

ナルスアン島の桟橋をまっすぐ島へ向かって撮影
桟橋の上から島の方向を。左右対称に伸びる構図が人気です

上空から見ると、この桟橋がどれだけ長いかがよく分かります。

ナルスアン島の桟橋を真上から撮影したドローン空撮
真上から。桟橋の両側に広がる濃い緑色がサンゴ礁です

桟橋の下に広がっている濃い緑色が、すべてサンゴ礁です。この上を歩いているというだけで、なかなかない体験だと思います。

桟橋の先端には、屋根のついた小屋があります。ここがボートの発着点です。

ナルスアン島の桟橋先端の小屋に横付けしたバンカーボート
桟橋の先端。ここにバンカーボートを横付けして乗り降りします

4. 海の中は、想像の何倍も魚がいます

写真を見ていただくのが早いと思います。これは桟橋のすぐ下です。

ナルスアン島の海中で熱帯魚の群れに囲まれるシュノーケラー
海に入った瞬間から、この状態です

誇張ではなく、本当にこうなります🐟 海洋保護区で長年守られてきたため、魚が人を怖がりません。ライフジャケットを着けて浮かんでいるだけで、周りを群れが行き交います。

ナルスアン島の桟橋の下を泳ぐロクセンスズメダイの群れ
黄色と黒の縞模様はロクセンスズメダイ。この島でいちばん目にする魚です

桟橋の柱が、そのまま魚の住処になっています。海に入らなくても、桟橋の上から覗き込むだけで群れが見えるほどです。

ナルスアン島の桟橋から海へ下りるはしごと熱帯魚
桟橋から海へ下りるはしご。この周辺がいちばん魚が集まります

海に入るのは、桟橋に取り付けられたはしごからです。いきなり深いところへ落ちる作りではないので、泳ぎに自信がない方でも落ち着いて入れます😊

ナルスアン島の桟橋の脇でシュノーケリングを楽しむ様子
水面から見た桟橋。浮いているだけで足の下を魚が通っていきます

泳がなくても大丈夫です 🦺

ライフジャケットを着けていれば、勝手に浮きます。バタ足の必要すらありません。当社のツアーではライフジャケットとシュノーケルセットを無料でお貸ししておりますので、手ぶらでお越しいただけます。

お子様連れの方へ。小さなお子様用のライフジャケットとシュノーケルセットも当社でご用意しております。現地のレンタルには子供用サイズがないことが多いので、ご予約の際にお子様のご年齢と身長をお知らせくださいませ👦👧

5. 島の上では何ができるか

桟橋を歩き切ると、島に着きます。入口にはこの看板が立っています。

ナルスアン島の入口にあるWELCOME TO NALUSUANの木製看板
島の入口。「WELCOME TO NALUSUAN」の手作り感のある看板です

そして写真スポットとして人気なのが、こちらのモニュメントです📸

ナルスアン島のIDIVE@NALUSUANモニュメントと砂州
「#IDIVE@NALUSUAN」のモニュメント。背景に砂州とエメラルドの海が入ります

この場所がよくできていて、モニュメントの向こう側に白い砂州とエメラルドグリーンの海、そして遠くにセブの街並みまで一度に収まります。滞在時間が短くても、ここだけは押さえておきたいところです。

ナルスアン島から伸びる白い砂州と浅瀬
島から伸びる砂州。潮が引くと歩いて先まで行けます

島には食事のできる場所もあります。海に張り出した造りで、風がそのまま通り抜けます。

ナルスアン島の海に面したレストラン棟
レストラン棟。奥まで席が並び、その先はもう海です
ナルスアン島の受付とロビースペース
受付まわり。ラッシュガードなども売られています

ビーチ側には売店があり、飲み物や軽食を買えます🥤

ナルスアン島のビーチサイドにある売店
ビーチサイドの売店。カップ麺やスナックも置いてあります
ナルスアン島の売店のカウンターで注文する様子
カウンターで注文する形式です

ここで飲めるフレッシュマンゴーシェイクが、なかなかのものです🥭

ナルスアン島の売店で買ったフレッシュマンゴーシェイク
島で飲むマンゴーシェイク。泳いだ後の一杯です
ナルスアン島の売店とビーチの様子
売店のまわりは木陰になっていて、休憩場所にもなっています

6. どうやって行くのか

ナルスアン島へは、ツアーに参加する以外の方法が実質的にありません。定期船は通っておらず、島へ渡るにはボートをチャーターする必要があるためです。

そのボートが、フィリピンの伝統的な木造船「バンカーボート」です🛶

アイランドホッピングで使用するバンカーボートを上から撮影
バンカーボート。両側に張り出した竹のアウトリガーが特徴です

両側に大きく張り出しているのが竹製のアウトリガーで、これが安定を生みます。見た目より揺れにくく、船酔いしやすい方でも思ったより平気なことが多いです。屋根があるので日差しもしのげます☀️

パンダノン島に横付けしたバンカーボート
ツアーで使用するバンカーボート(写真はパンダノン島にて)。このように島へ横付けして乗り降りします

7. ナルスアン島へ行けるツアーと、選び方

当社では、ナルスアン島を含むプランを複数ご用意しています。どれを選べばいいか迷われると思いますので、判断材料になるよう一覧にしました。

ナルスアン島へ行けるプラン一覧

プラン 所要 料金
ナルスアン島・ヒルトゥガン島
午前のみ/ランチなし・午後は自由
約4〜5時間 ₱3,000〜
ソルパ島・ナルスアン島・ヒルトゥガン島
BBQランチ付き
約8時間 ₱3,500〜
オランゴ島リゾート・ナルスアン島・ヒルトゥガン島
リゾートの海水プール利用可
約8時間 ₱3,600〜
カオハガン島・ナルスアン島・ヒルトゥガン島
日本人オーナーの島へ上陸
約8時間 ₱3,800〜
パンダノン島・ナルスアン島・ヒルトゥガン島
人気No.1/BBQランチ付き
約8時間 ₱3,850〜

※料金は混載(相乗り)の場合のお一人あたりの金額です。入島料・保護区利用料はすべて含まれています。

迷ったときの決め方

🏝 初めてのセブなら … パンダノン島との3島

いちばん人気の組み合わせです。「天国に一番近い島」と呼ばれるパンダノン島の白砂と、ナルスアン島の桟橋、ヒルトゥガン島のシュノーケリング。セブの海を一日で一通り体験できます。

⏰ 午後に別の予定がある方なら … 午前の2島

4〜5時間で戻れるプランです。13:00頃には港に帰着するので、午後をまるごと自由に使えます。次の章で触れますが、このプランには他にはない特典が付いています。

🏊 お子様連れなら … オランゴ島リゾートとの3島

リゾートの海水プールが使えるので、海が少し怖いお子様でも遊べる場所があります。

8. 午前の2島プランに付く、特別割引について

ここは当社独自の内容なので、詳しくご説明します。

午前のナルスアン島・ヒルトゥガン島プラン(₱3,000〜)は、13:00頃に港へ帰着します。つまり午後がまるごと空くわけですが、その時間を活かして午後のツアーを組み合わせていただくと、両方のツアー料金から割引が適用されます🎁

特別割引特典の仕組み

1. アイランドホッピング側から ₱400 割引

午後の追加ツアーを組み合わせていただいた時点で、本ツアー料金からお一人様400ペソを必ずお引きします。

2. 午後のツアー側からも割引

さらに、追加される午後のツアー料金からも特別割引が適用されます。割引額は組み合わせによって変わります。

3. 「半日市内観光」との組み合わせなら合計 ₱600

午後に半日市内観光(₱2,200〜)を組み合わせた場合、追加割引200ペソが適用され、お一人様あたり合計600ペソの割引となります。

4. 割引は「お一人様ごと」に適用されます

ここが大きなところです。合計額からではなく人数分だけ適用されますので、3名様なら総額1,800ペソ、4名様なら2,400ペソの割引になります。ご家族やグループほど効いてきます👨‍👩‍👧‍👦

組み合わせる午後のツアーは市内観光に限りません。自由にお選びいただけますので、ご希望をお聞かせいただければ割引額をお出しします😊

9. プライベートで行く場合、何が変わるか

アイランドホッピングには、他の参加者と一緒に乗る混載と、ボートを1組で使うプライベートがあります。

ここで、予約前にぜひ確認していただきたいことがあります。

「プライベート」と書かれていても、貸し切りになるのはボートだけ、という場合があります。ホテルの出発時間も、島での滞在時間も、帰港時間も混載と同じスケジュールで動くプランです。人目を気にせず過ごせるという点では確かにプライベートなのですが、「自由に決められる」ことを期待していると、当日に戸惑うことになります。

当社のプライベートツアーでできること

項目 当社のプライベート
ボートの貸切 できます
ホテル出発時間の調整 できます
島での滞在時間 自由
帰港時間 ある程度融通できます
訪れる島の組み合わせ 自由
通常プランにない島へのご案内 できます

混載の場合、ナルスアン島での滞在はおおむね1時間ほどです。写真を撮ってシュノーケリングをすると、ちょうど埋まる時間です。

「もっとゆっくり島にいたい」「シュノーケリングだけ長めに」「朝はゆっくり出たい」といったご希望がある方は、プライベートをご検討ください。当社では上の表のとおり、時間も行き先も組み立て直せます🕐

10. 行く前に知っておいてほしいこと

☀️ 日差しは想像の倍です

桟橋にも砂州にも日陰がほとんどありません。海に入っている間も日焼けは進みます。ラッシュガードがあると、翌日以降の旅程が変わってきます。日焼け止めは水に入る前と後、こまめに塗り直してください。

👣 足元は濡れます

桟橋の上り下りとボートの乗り降りがあります。マリンシューズやサンダルなど、濡れてもよく脱げにくい履き物をおすすめします。

🌊 海況によっては中止になります

小さな島へ渡るツアーですので、風や波の状況によっては催行を見合わせることがあります。当社の場合、海況不良で中止となった際はキャンセル料を一切いただきません。安全を最優先に判断いたします。

📷 カメラは水中対応のものを

この島は、いちばん良い景色が水の中にあります。当社のツアーではGoProを無料でお貸ししておりますので、防水機材をお持ちでない方もご安心ください。

まとめ

ナルスアン島は、歩いて15分で一周できてしまう小さな島です。豪華なリゾートがあるわけでも、たくさんのアクティビティがあるわけでもありません。

それでもこの島が人気なのは、「海の上を歩く」という体験がここにしかないからだと思います。両側が海だけの桟橋を歩き、その足元を魚の群れが泳いでいく。写真で見るのと実際に立つのとでは、まったく違います。

ナルスアン島の建物と桟橋を上空から見た様子
また来たくなる島です

まずは午前の2島プランで気軽に行ってみるのもよし、パンダノン島と合わせて一日かけて回るのもよし。ご予算とお時間に合わせて選んでいただければと思います😊

どのプランが合いそうか迷われたら、遠慮なくご相談ください。日本語でお話を伺って、ご希望に合う組み合わせをお出しします🏝️

この記事の入島料・料金は2026年9月時点のものです。現地の料金は改定されることがありますので、最新の情報はお問い合わせくださいませ。

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ナルスアン島を含むツアーの一覧と料金は、こちらからご覧いただけます。アイランドホッピングのツアー一覧を見る