カテゴリー: グルメ・レストラン

  • ハウスオブレチョン全メニュー価格リスト|2026年9月実測+現地スタッフの実食レポート

    ハウスオブレチョン全メニュー価格リスト|2026年9月実測+現地スタッフの実食レポート

    セブ島に来たら一度は食べておきたいのがレチョン(豚の丸焼き)。その代表格が「ハウスオブレチョン(House of Lechon)」です🐷

    ただ、いざ行こうと思って調べると「美味しかった」「並んだ」という感想は出てくるのに、メニューにいくら並んでいるのかが分からない。予算が読めないまま行くことになります。

    そこで今回、私たち Cebu Island Tours のスタッフが実際にお店へ行き、メニュー全8ページ・131品の値段をすべて書き写してきました。レチョンの重さ別価格から、サイドメニュー、デザート、ドリンク、お酒、カクテルまで全部です。さらに、日本語ではどこにも出ていない店内で売られているお土産の値段まで載せています。

    これからハウスオブレチョンに行かれる方が、席に着く前に予算を組めるように書きました。どうぞ最後までお付き合いください😊

    ハウスオブレチョンのガラス張りの厨房に並ぶ丸焼きのレチョン
    店の入り口すぐ、ガラス越しに丸ごとのレチョンが見えます

    1. ハウスオブレチョンってどんなお店?

    ハウスオブレチョンは、セブシティにあるレチョン専門のレストランです。使っているのはカルカル産のレチョン。カルカルはセブ島の南にある、レチョンで有名な町です。そこで焼き上げたものを店に運んできています。

    レチョンというと、丸ごと1頭を注文するお祝い料理のイメージがあるかもしれません。ここが観光客に優しいのは、1/8キロ(1人前)から量り売りで頼めるところ。ひとりでも、カップルでも、食べたい分だけ注文できます。

    メニューの裏表紙には「MICHELIN 2026」のマークが入っていました。フィリピンのミシュランガイドは近年始まったばかりですが、地元でも観光客でも支持されているお店だということが伝わってきます。

    お店の基本情報(メニュー記載)

    住所(メニュー記載) Tojong & Acacia Streets, Cebu City
    電話(メニュー記載) (032) 231 0958 / 0916 662 0163
    テイクアウト支店 OAKRIDGE / BANILAD
    レチョンの産地 カルカル(Carcar)

    ※ここに書いたのは、店で配られているメニューに印刷されていた内容です。営業時間はメニューに記載がなかったため、あえて書いていません。

    2. レチョン本体とごはんの価格表

    ハウスオブレチョンのレチョンメニューのページ
    レチョンのページ。下の帯に住所と MICHELIN 2026 のマークが入っています

    まずは主役から。レチョンは「Special Carcar(レギュラー)」と「Spicy(辛口)」の2種類で、それぞれ重さが5段階に分かれています。メニューには「何人で食べられるか」の目安まで書いてあるので、そのまま載せます。

    SPECIAL CARCAR LECHON(レギュラー)

    重さ 目安人数 価格
    1/8 kg 1人 ₱390
    1/4 kg 1〜2人 ₱545
    1/2 kg 2〜3人 ₱810
    3/4 kg 3〜4人 ₱1,095
    1 kg 5〜6人 ₱1,499

    SPICY LECHON(辛口)

    重さ 目安人数 価格
    1/8 kg 1人 ₱400
    1/4 kg 1〜2人 ₱610
    1/2 kg 2〜3人 ₱875
    3/4 kg 3〜4人 ₱1,195
    1 kg 5〜6人 ₱1,599

    並べてみると、辛口のほうが10〜100ペソほど高いのが分かります。差が一番小さいのは1/8キロで10ペソだけなので、「辛いのが気になるけど失敗したくない」という方は、小さいサイズで試してみるのがよさそうです。

    そしてレチョンにはごはんが要ります。ここのごはんの出し方が、ちょっと楽しいんです。

    ごはん(プソ・カルデロ)

    種類 サイズ 価格
    プソ(ヤシの葉で編んだごはん) 1個 ₱25
    白ごはん カルデロ(アルミ鍋入り) Big/3〜4人 ₱245
    白ごはん カルデロ Small/1人 ₱70
    白ごはん カルデロ ハーフカップ ₱45
    ガーリックライス カルデロ Big/3〜4人 ₱299
    ガーリックライス カルデロ Small/1人 ₱85
    ガーリックライス カルデロ ハーフカップ ₱45

    「プソ」はヤシの葉で編んだ袋にお米を入れて炊いたもので、セブの伝統的なごはんです。「カルデロ」は小さなアルミの鍋。ふたつきの本物の鍋がそのままテーブルに来ます。この鍋、あとで出てくるお土産の章にもう一度登場します😊

    ハウスオブレチョンでカルデロ(アルミ鍋入りのごはん)を運ぶスタッフ
    カルデロがずらりと並んだワゴン。この鍋ごとテーブルに運ばれます

    3. レチョンを使った料理「Everything Lechon」全8品

    ハウスオブレチョンのEverything Lechonのメニューページ
    Everything Lechon のページ。赤字の「limited quantity」が数量限定です

    ハウスオブレチョンが面白いのは、レチョンをそのまま出すだけでなく、レチョンを使った料理が独立したページになっていることです。「レチョンは1回食べたから今日は違う食べ方で」という人にはこちらです。

    Everything Lechon

    メニュー 内容 価格
    Lechon Sisig 刻んだレチョンを鉄板で。目玉焼きのせ ₱299
    Sizzling Pochero Lechon Knuckle レチョンの足を煮込んで鉄板で ₱332
    Lechon Meal レチョン+白ごはん+アチャラ(漬物)のセット ₱399
    Prichon ※数量限定 レチョンをさらに揚げたもの。パパイヤの漬物と酢だれ添え ₱399
    Hinumba na Lechon ※数量限定 醤油と青ねぎ、ゆで卵で煮た甘辛い一品 ₱420
    Lechon Kare-Kare ピーナッツソースでナス・青梗菜と煮込み ₱440
    Lechon Paksiw ※数量限定 酢とにんにく、ローリエで煮た定番の食べ方 ₱440
    Prichon Solo Prichon+ガーリックライス+目玉焼きのワンプレート ₱445

    「数量限定」と書かれた3品には注意です。Prichon、Hinumba na Lechon、Lechon Paksiw は、メニューに「limited quantity」と赤字で入っています。狙っている方は早い時間に行かれたほうが確実です。

    4. フィリピン料理とサイドメニュー全37品

    ハウスオブレチョンのFilipino Favoritesのメニューページ
    Filipino Favorites のページ

    ここからは、レチョン以外の料理です。「フィリピン料理をひととおり試したい」という方には、むしろこのページのほうが本番かもしれません。

    Filipino Favorites

    スープ

    Visayan Soup /魚介のスープ ₱200
    Dinuguan /豚の血の煮込み ₱220
    Clam and Corn Soup /あさりとコーン ₱250
    Mongo Bean Soup /緑豆のスープ。ココナッツミルク追加 +₱30 ₱265
    Sinigang Tangigue Soup /サワラの酸っぱいスープ ₱549

    シーフード

    Baked Scallops /ホタテのチーズ焼き(solo) ₱180
    Breaded Fish Fillet Salad /サワラのフライをのせたサラダ ₱215
    Sizzling Calamares /イカリングの鉄板焼き ₱240
    Baked Scallops /duo ₱260
    Calamares Strips /イカのフライ。自家製の甘酢ソース ₱260
    Baked Scallops /share ₱485
    Gambas /えびのガーリック炒め ₱520
    Squid Adobo /イカ墨のアドボ ₱549
    Butter Lemon Shrimp /えびのバターレモンソース ₱749

    麺

    Pancit Canton Guisado /野菜とえびの焼きそば ₱340
    Bam-i Bisaya /セブ名物の2種混ぜ焼きそば ₱365

    グリル

    Chorizo BBQ /1本あたり ₱149
    Chicken BBQ /もも or むね ₱230
    Pork BBQ /豚の串焼き ₱240
    Grilled Pork Belly /豚バラ ₱360
    Grilled Tuna Belly /マグロのカマ ₱400
    Grilled Spanish Mackerel /サワラ ₱480
    ハウスオブレチョンのSide Specialsのメニューページ
    Side Specials のページ

    Side Specials

    前菜・揚げ物

    Ngohiong /セブの春巻き。ハート・オブ・ココナッツ入り ₱175
    Cheese Sticks /チーズの春巻き揚げ ₱180
    Chili Cheese Sticks /青唐辛子とチーズの春巻き揚げ ₱195
    Crispy Kangkong /空芯菜の素揚げ ₱199
    Garlic Squid Balls /イカ団子のバター炒め ₱210
    Sisig Nachos /レギュラー ₱230
    Crispy Chicken Skin /鶏皮の唐揚げ ₱240
    Chicharon Bulaklak /豚の腸の唐揚げ ₱345
    Sisig Nachos /フルハウス ₱460

    野菜

    Sizzling Vegetable Kare-kare /野菜のピーナッツ煮を鉄板で ₱195
    Cebu Express /いんげんのココナッツミルク煮 ₱260
    Gising-Gising na Kangkong /空芯菜のピリ辛炒め ₱270
    Mixed Vegetables /オイスターソース炒め ₱280
    Pinakbet /フィリピンの定番野菜煮込み ₱280

    キニラウ(フィリピン風マリネ)

    Nangka Salad /ジャックフルーツ ₱150
    Puso sa Saging /バナナの花 ₱150
    Tangigue Fish Salad /サワラ ₱300
    Cebuana Seafood Salad /魚介ミックス ₱490

    5. デザート・ドリンク・お酒 全81品

    デザートとドリンクとお酒だけで81品あります。ここまで来ると「レストラン」というよりフィリピン料理の見本市です。全部載せますので、飛ばし読みでどうぞ🍹

    ハウスオブレチョンのDessertsのメニューページ
    Desserts のページ

    デザート(14品)

    冷たいデザート(スモール/ラージ)

    Broken Glass /マンゴーとゼリー ₱65/₱195
    Oreo Mango Float /マンゴーとオレオの重ねデザート ₱65/₱195
    Pandan Tapioca /パンダンゼリーとタピオカ ₱65/₱195

    クールデライト

    Ice Candy /ブコ・ミロ・マンゴー。1本 ₱50
    Ice Candy /4本 ₱190
    Turon /バナナとジャックフルーツの春巻き ₱160
    Halo-Halo /かき氷。フィリピンの国民的デザート ₱245

    メリエンダ(おやつ)

    Mango Mochi /マンゴー餡の求肥もち ₱50
    Classic Ensaymada /ウベジャム入り +₱10 ₱95
    Puto Bumbong /紫米の蒸し菓子。レギュラー ₱149
    Bibingka /米粉のケーキ。レギュラー ₱149
    Puto Bumbong /スペシャル ₱175
    Meringue Cheesecake /メレンゲをのせたチーズケーキ ₱200
    Bibingka /スペシャル ₱215
    Mango Sticky Rice with Coco Cream /シクワテ追加 +₱70 ₱245
    Moist Chocolate Cake /濃厚なチョコレートケーキ ₱339
    Dessert Platter /盛り合わせ ₱600
    ハウスオブレチョンのBeverageのメニューページ
    Beverage のページ。写真付きなので指差しでも注文できます

    ドリンク(40品)

    フレッシュフルーツシェイク

    Green Mango /青マンゴー ₱110
    Mango Coco Slushed /マンゴーとココナッツのフローズン ₱120
    Coconut・Watermelon・Strawberry・Halo-Halo /ココナッツ・すいか・いちご・ハロハロ 各₱130
    Coconut Pandan /ココナッツとパンダン ₱135
    Mango /マンゴー ₱139

    ジュース・アイスティー

    Frozen Iced Tea・Sunrise・Sky /フローズン紅茶と2種のミックスジュース 各₱99
    Fresh Calamansi /セブのすだち ₱95
    Bottomless Iced Tea /おかわり自由 ₱120
    Fresh Coconut Water in Fruit /ヤシの実そのまま ₱120
    Iced Tea Pitcher /ピッチャー ₱260

    缶・ボトル

    House Water /お水 ₱75
    Sprite・Royal・Coke・Coke Zero /Royalはオレンジ味の炭酸 各₱105
    Apple Beer・Lemon Beer /りんご風味・レモン風味 各₱115
    Pale Pilsen /サンミゲル ₱120
    Red Horse /度数高めの定番 ₱130
    San Mig Light /軽めのサンミゲル ₱140
    Piña Colada /クラフトビール ₱239
    India Pale Ale /苦みの強いクラフトビール ₱246
    Golden Ale /飲みやすいクラフトビール ₱251

    コーヒー(ホット/アイス)

    Americano /アメリカーノ ₱90/₱100
    Latte /カフェラテ ₱120/₱130
    Cappucino /ホットのみ ₱125
    Spanish Latte /練乳入りの甘いラテ ₱140/₱140
    Chocolate /ココア ₱149/₱160
    Caramel Machiato /キャラメルマキアート ₱190/₱190
    Blended Caramel /アイスのみ ₱215
    ハウスオブレチョンのCocktailsのメニューページ
    Cocktails のページ

    カクテル(10品)

    ハウスクラフト

    Balikbayan /マリブラム・マンゴー・カラマンシー・ミント ₱310
    It’s Gingerous! /ジョニ黒・生姜・カラマンシー・パイン ₱330
    See You Tomorrow /ヘンドリックス・パンダンシロップ ₱330
    Old Street in UBEC /ドンパパラム・黒糖 ₱330
    Not Ordinary Halo-Halo /ウベリキュール・マリブ・練乳 ₱340

    クラシック

    Old Cuban /バカルディゴールド・レモン・ミント ₱310
    Amaretto Sour /アマレット・レモン・卵白 ₱330
    Blue Lady /ボンベイジン・レモン・卵白 ₱340
    Bahama Mama /マリブ・バカルディ・パイン・オレンジ ₱340
    Negroni /ジン・ベルモット・カンパリ ₱350
    ハウスオブレチョンのLiquorのメニューページ
    Liquor のページ。ショットとボトルの2列です

    スピリッツ(17品/ショット・ボトル)

    銘柄 ショット ボトル
    Toska(ウォッカ) ₱75 —
    Mojitos Tequila Gold(テキーラ) ₱85 ₱1,085
    Gilbey’s Gin(ジン) ₱100 ₱605
    Jose Cuervo Silver(テキーラ) ₱135 ₱1,760
    Fundador Solera(ブランデー) ₱140 ₱1,870
    Bacardi Rum Light(ラム) ₱145 ₱1,870
    Bacardi Rum Gold(ラム) ₱145 ₱1,870
    Absolut(ウォッカ) ₱145 ₱2,090
    Jose Cuervo Gold(テキーラ) ₱145 ₱1,870
    Fundador Gold(ブランデー) ₱160 ₱2,345
    Kahlúa(コーヒーリキュール) ₱160 ₱1,870
    Chivas Regal(ウイスキー) ₱205 ₱3,200
    Jack Daniel’s(ウイスキー) ₱205 ₱3,245
    Johnnie Walker Black Label(ウイスキー) ₱210 ₱3,445
    Glenfiddich(ウイスキー) ₱270 ₱4,290
    Martini Rosso(ベルモット) ₱210 —
    Martini Extra Dry(ベルモット) ₱250 —

    ここまでの価格について、2つだけ。

    ひとつ目。メニューの全ページに「ALL PRICES SUBJECT TO SERVICE CHARGE」と書かれています。表示価格にサービス料が加算されるので、お会計は上の数字より少し上がります。

    ふたつ目。日本円の目安はペソ×2.7くらいで計算できます(₱810なら約2,200円)。ただし為替は毎日動きますし、価格自体もお店の都合で変わります。上の数字は2026年9月にスタッフが実際に見てきたものです。目安としてお使いください。

    6. 実際に頼んだ3品と、お会計

    数字ばかり並べても味は伝わりませんので、スタッフが実際に注文したものをご紹介します。頼んだのは3品です。

    ハウスオブレチョンの豚の顔をかたどった木製プレートに盛られたレチョン
    Special Carcar Lechon ハーフキロ ₱810。豚の顔をかたどった木の皿で登場します

    まずはレチョン、Special Carcar のハーフキロ(₱810)。運ばれてきた瞬間に「おっ」と声が出ます。というのも、豚の顔をかたどった木のお皿にバナナの葉を敷いて、その上に盛られてくるんです。鼻のところがくぼんでいて、そこにタレの器がちょこんと収まっています。

    肝心の中身は、飴色に焼けた皮と、白い肉が混ざった状態でカットされています。皮はパリッ、肉はしっとり。刺さっている木の札には「House of Lechon Special」と焼き印が入っていました。

    ハウスオブレチョンのピナクベットとディヌグアン
    左がピナクベット ₱280、右がディヌグアン ₱220

    2品目はディヌグアン(₱220)。豚の血を使った、フィリピンではおなじみの料理です。メニューでは「スープ」の欄に入っていますが、実際に出てくるのはスープというより、とろみのある濃い煮込み。写真のとおり深い赤黒い色をしていて、初めて見るとちょっと身構えるかもしれません。

    3品目がピナクベット(₱280)。オクラ、ナス、トマト、いんげん、かぼちゃ、紫玉ねぎがごろごろ入った、フィリピンの家庭料理の定番です。レチョンだけだと重たくなるので、野菜が1品あるとちょうどよくなります。

    ハウスオブレチョンのテーブルに並んだレチョンとフィリピン料理
    テーブルに並んだところ。バナナの葉のランチョンマットが雰囲気を作ります

    この日のお会計(料理分)

    Special Carcar Lechon 1/2 kg /レギュラーのハーフキロ ₱810
    Dinuguan /豚の血の煮込み ₱220
    Pinakbet /野菜の煮込み ₱280
    料理3品の合計 ₱1,310

    ※これに、ごはん(カルデロ Small ₱70〜)とドリンク、サービス料が加わります。

    レチョンのハーフキロはメニュー上「2〜3人前」ですが、サイドを2品付けたので、しっかりお腹はいっぱいになりました。2人で行かれるなら、レチョン1/4キロ(₱545)+サイド1〜2品+ごはんあたりが、量も予算もちょうどよいと思います。

    7. 待っている時間がいちばん楽しい

    ハウスオブレチョンは、とにかく混みます。この日も満席で、少し待ちました。

    ただ、ここが他のレストランと違うところで、この店は待ち時間そのものが見どころになっています。「待たされた」という気分になりません。順にご紹介します。

    ハウスオブレチョンの入り口にある待合スペースの椅子
    入り口を入ってすぐの待合スペース。椅子とベンチがずらりと用意されています

    まず、待合の椅子がしっかり用意されています。ベンチと椅子が並んでいて、立って待つことにはなりません。屋根はあるけれど半分外という、風の通る気持ちのいい空間です。

    ハウスオブレチョンでヤシの葉を編んでプソを作る女性スタッフ
    ヤシの葉を編んでプソを作る実演。いつも同じ場所でやっています

    その待合のすぐそばで、プソをその場で編んでいます。緑の民族衣装をまとった女性が、ヤシの葉をくるくると編んで袋を作り、そこにお米を詰めていく。手つきが速くて、つい見入ってしまいます。訪れるたびに同じ場所でやっているので、行かれた方は必ず見られるはずです。

    これ、写真を撮らせてもらえます。声をかければ笑顔で応じてくれるので、遠慮せず「Can I take a photo?」と聞いてみてください📷

    ハウスオブレチョンでプソを編むスタッフと記念撮影する日本人のお客様
    快くポーズをとってくださいました。待ち時間がそのまま思い出になります
    ハウスオブレチョンのガラス越しにレチョンを解体するシェフ
    ガラス越しのレチョン解体。手を止めて手を振ってくれました

    そして最大の見どころが、店内に入る直前にあるガラス張りのレチョン解体です。

    丸ごと焼き上がった1頭が台の上に横たわっていて、シェフが包丁を入れて切り分けていく。その様子を、ガラス1枚を隔てた真横から見られます。あの飴色の皮に刃が入る瞬間の音まで聞こえてきそうな距離です。

    スタッフの方々もこちらに気づくと手を振ってくれます。忙しい最中なのに、笑顔で応えてくださるのがこのお店らしいところでした😊

    ハウスオブレチョンのLECHONの看板と丸焼きの前で写真を撮るお客様
    「LECHON」の看板と丸焼きを背景に。ここは記念写真の定番スポットです

    8. 店内で買えるお土産の価格

    ここからは、日本語のブログではまず見かけない情報です。ハウスオブレチョンは、店内でオリジナルグッズを売っています。

    お会計の近くにハンガーラックとマネキンが置いてあって、通り過ぎてしまう方も多いのですが、これがなかなか良いんです。値段もその場で確認してきました。

    店内で買えるグッズの価格

    商品 価格
    Tシャツ(大人) ₱599
    Tシャツ(子供) ₱499
    カルデロ(アルミのライスポット) ₱250
    木製の豚プレート S ₱350
    木製の豚プレート M ₱550
    木製の豚プレート L ₱790
    ハウスオブレチョンの店内で販売されているオリジナルTシャツ
    お会計付近のラックに白いTシャツが並んでいます
    ハウスオブレチョンの店内に飾られた親子のマネキン
    大人サイズと子供サイズが親子で並んで飾られています
    ハウスオブレチョンのTシャツと短パンを着たマネキン
    Tシャツに合わせた青緑の短パンも飾られていました

    Tシャツは白のシンプルなもので、胸には小さく「HOUSE OF LECHON / Freshly ROASTED」の刺繍だけ。派手さがないので、日本で普段着として着られます。

    ハウスオブレチョンのTシャツの胸元ロゴ
    胸元はこのサイズ。控えめです

    ところが背中を見ると印象が変わります。コック帽をかぶった豚のキャラクターが、湯気の立つレチョンをお盆で運んでいるイラストが大きくプリントされていて、その下に電話番号まで入っている。1950年代のアメリカの食堂みたいな雰囲気で、これがかわいいんです🐷

    ハウスオブレチョンのTシャツの背中のプリント
    背中はこの通り。子供サイズは₱499です

    そして個人的にいちばんおすすめしたいのが、アルミのカルデロ(ライスポット)₱250。

    ハウスオブレチョンで販売されているアルミ製のライスポット
    お店のロゴシールが貼られたカルデロ。1個₱250

    お気づきでしょうか。これ、店でごはんを頼んだときに出てくるあの鍋と同じものです。取っ手が付いていて、ふたも付いている、小さな本物の鍋。お店のロゴシールが貼ってあります。

    3個を木のフレームにセットしたバージョンも置いてありました。こちらは飾っておくだけでも様になります。

    木製フレームに3個セットされたハウスオブレチョンのライスポット
    木のフレームに3個セット。持ち手付きで運べます

    そしてもうひとつ。レチョンが盛られてくるあの豚の顔の木皿も、そのまま買えます。

    今回スタッフはSサイズ(₱350)を購入しました。持ち帰ったのがこちらです。

    ハウスオブレチョンで購入した木製の豚の顔のプレート
    購入したSサイズ(₱350)。木目がきれいに出ています

    耳が2つ、鼻先に小さなくぼみ。この鼻のくぼみがタレを入れるところです。木目がそのまま生きていて、思っていた以上にちゃんとした作りでした。お店で食べた料理が、そのまま家の食卓で再現できるお土産というのは、なかなかありません。軽いのでスーツケースにも入ります。

    9. 行く前に知っておいてほしいこと

    最後に、実際に行ってみて「これは先に知っておきたかった」と思ったことをまとめます。

    ハウスオブレチョンの受付カウンター
    受付カウンター。右側の掲示にレチョンの焼き上がりについての案内が出ています

    レチョンは売り切れることがあります

    受付カウンターに「ATTENTION LECHON LOVERS」という掲示が出ていました。要約すると、レチョンは1日に何度か焼き上げていて、その時間が決まっていること。そして先着順なので、次の一釜が焼き上がる前に売り切れると、その時間には食べられないことがあるという内容です。

    お店自身が「早めのご来店をおすすめします」と書いています。レチョン目当てで行かれるなら、時間に余裕を持って、早めに向かうのが確実です。

    ハウスオブレチョンの満席の店内
    平日でもこの状態。かご網のランプシェードが印象的な店内です
    ハウスオブレチョンのガラスで仕切られた個室席
    ガラスで仕切られた席もあります

    スタッフの方々の感じがとても良いです

    これは数字にできない部分ですが、書いておきたいところです。オレンジのシャツを着たホールスタッフも、レジの方も、厨房のシェフも、カメラを向けると笑顔で応えてくれます。忙しい時間帯なのに、こちらの都合に合わせてくれる余裕がありました。

    お手洗いを掃除されていた方にまで笑顔で挨拶されて、こちらが恐縮したくらいです。店全体の空気がやわらかいのが、このお店が長く支持されている理由のひとつだと思いました。

    ハウスオブレチョンのホールスタッフ
    オレンジのシャツがホールスタッフの制服です
    ハウスオブレチョンのレジカウンターに立つ当社スタッフとお店のスタッフ
    レジ前にて。当社のエコバッグを持っているのが Cebu Island Tours のスタッフです
    ハウスオブレチョンのお手洗いを清掃するスタッフ
    お手洗いも常に人が入ってきれいに保たれています

    支払いとサービス料

    メニューの全ページに「ALL PRICES SUBJECT TO SERVICE CHARGE」の記載があります。表示価格+サービス料になるので、お会計はメニューの合計より少し上がると考えておいてください。

    まとめ

    ハウスオブレチョンは、セブのレチョンを気軽に、しかもきれいなお店で食べられる場所です。1/8キロ(₱390)から頼めるので、ひとり旅でも立ち寄れます。

    行かれるなら、ぜひ少し早めに着いて、待ち時間も込みで楽しんでみてください。プソを編む手元を眺めて、ガラス越しにレチョンが切り分けられるのを見て、それから席に着く。この流れがあると、出てきた一皿の見え方が変わります。

    そして帰り際、お会計のところにあるグッズのラックを覗いてみてください。あの木の豚皿と、アルミの小鍋。セブの記憶が家に持って帰れます🐷

    この記事の価格は、2026年9月に当社スタッフが実際にメニューを見て書き写したものです。価格や取り扱いはお店の都合で変わることがありますので、最新の情報は現地でご確認ください。

    セブのローカルフードをもっと知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。豚の脳みそを使ったセブ発祥のストリートフード「トゥスロブワ」を、スタッフ9人で食べに行ってきました。セブ島の豚の脳みそ料理トゥスロブワ|Big Brain実食レポートと全メニュー価格

    セブシティのお店を何軒か回りたいときは、車をチャーターすると移動が一気に楽になります。日本語で手配できますので、お気軽にご相談ください😊専用車チャーターのご案内はこちら

  • トゥスロブワとは|セブ島の豚の脳みそ料理をBig Brainで実食【2026年9月の全メニュー価格】

    トゥスロブワとは|セブ島の豚の脳みそ料理をBig Brainで実食【2026年9月の全メニュー価格】

    セブ島には、豚の脳みそを鉄鍋で炒めて、そこにご飯を浸して食べるという料理があります。名前をトゥスロブワ(Tuslob Buwa)といいます。

    名前だけ聞くと身構えてしまう料理ですが、セブでは老若男女に愛されている、まぎれもないソウルフードです。今回、弊社のスタッフ9名で、セブ市内でいま人気の専門店「Big Brain(ビッグブレイン)」のカサンバガン店に行ってきました。メニューの全価格、自分の手で炒める調理の流れ、そして実際に食べた感想まで、9人分の答え合わせをそのままお伝えします。

    セブ市カサンバガンのトゥスロブワ専門店Big Brainの夜の看板。炎に包まれた脳みそのロゴが光っている
    ▲ Big Brain カサンバガン店の看板。炎に包まれた脳みそがそのままロゴになっています

    1. トゥスロブワとは何なのか

    トゥスロブワは、豚の脳みそとレバーを鉄鍋で炒め、ぐつぐつと煮詰めたものに、プソ(Puso)と呼ばれるご飯を浸して食べるセブの料理です。

    プソは、ヤシの葉を編んだ小さな籠にお米を入れて茹でたもの。ひし形の可愛らしい見た目で、セブの街角ではどこでも売られています。フィリピンの中でもセブならではの食べ方です。

    料理の名前は、そのまま食べ方を指しています。ビサヤ語でトゥスロブ(Tuslob)が「浸す」、ブワ(Buwa)が「泡」。煮詰まって泡立った鍋に浸して食べる、という意味です。

    発祥はセブ市のパシル地区。もともとは、豚を丸ごと買えない人たちが安く手に入る脳みそでお腹を満たすために生まれた料理だといわれています。そこから広がって、いまではセブを代表するストリートフードとして、Netflixのドキュメンタリー番組「Street Food: Asia」のセブ回でも取り上げられました。

    発祥の地であるパシル地区とスバ地区では、毎年トゥスロブワのお祭りが開かれています。2026年1月8日に行われたもので11回目。地元紙サンスターの報道によれば、スバ地区だけで約300ものテーブルが並び、それぞれのテーブルに30個ほどのプソが用意されて、訪れた人が自由に食べられるようになっていたそうです。地域そのものの誇りになっている料理だということが分かります。

    ひとことで言うと
    豚の脳みそを炒めて煮詰めた「熱々のディップ」に、ヤシの葉に包まれたご飯を浸して食べる料理です。1つの鍋を2〜3人で囲んで、めいめいがプソを浸していきます。

    2. Big Brain カサンバガン店はどんなお店か

    今回うかがったのは、セブ市カサンバガンにある「Big Brain」。トゥスロブワの専門店です。

    お店といっても、いわゆるレストランの建物ではありません。砂利敷きの広い敷地に、屋根から電球を吊るして、テーブルと赤いプラスチックの椅子を並べたオープンエアの店です。夜になると電飾がともって、ローカルのお客さんで席が埋まっていきます。

    Big Brainカサンバガン店の夜の店内。砂利敷きの敷地に電飾が吊るされ、赤いプラスチック椅子でローカル客が食事をしている
    ▲ 砂利敷きの敷地に電飾を張っただけの、気取らない造り。奥まで席が埋まっています

    注文は、敷地の一角に建っている小さな建物の窓口で行います。ここで注文と会計を済ませてから席に着く形です。

    Big Brainカサンバガン店の注文窓口。建物に開いた小窓の前で客が注文をしている
    ▲ 注文はこの小窓で。分からないことがあればここで聞けます

    English圏の食レビューでは、Big Brainのトゥスロブワは「コーンスターチでとろみをつけて量を増やしていない」という点が高く評価されています。安く仕上げるためにでんぷんで嵩を増している店もあるなかで、ここは脳みそそのものの味がしっかり出る、という評価です。実際に食べてみて、その評価には納得がいきました。

    3. 【2026年9月】全メニューと価格

    訪問時にメニューを撮影してきましたので、そのまま全品掲載します。表示はすべてフィリピンペソ、VAT(付加価値税)込みの価格です。

    Big Brainのメニュー表。トゥスロブワ2人前269ペソ、サイドメニューやドリンクの価格が並んでいる
    ▲ 2026年9月時点のメニュー表。すべてVAT込みの表示です

    メイン(MAIN CHARACTER)

    メニュー 価格
    トゥスロブワ 2人前
    豚の脳みそ・玉ねぎ・スパイスは無制限/唐辛子と黒胡椒も無制限/プソ10個が無料(プソは無制限ではありません)
    ₱269
    サードホイール(THIRD WHEEL)
    人数が奇数のグループで、3人目ごとに加算されます
    ₱79

    サイドメニュー(SIDE KICKS)

    ギナボット ₱79
    チキンスキン ₱79
    プロベン ₱75
    フライドイサウ ₱79
    ポークチョップ ₱99
    カラマリ(イカリング) ₱169
    シシグ ₱180
    ダイナマイト ₱79
    ベジタブルルンピア ₱79
    シューマイ(揚げ・蒸しから選択) ₱65
    プソ(追加) ₱10

    ドリンク(BEVERAGES)

    コーラ/スプライト/ロイヤル ₱65
    マウンテンデュー ₱65
    フォーシーズンジュース ₱65
    パイナップルジュース ₱65
    ソラ アイスティー ₱95
    リトロ ₱200
    ボトルウォーター ₱35

    お酒(TIPSY SIPS)

    サンミゲル ピルセン ₱85
    サンミゲル フレーバー ₱85
    サンミゲル ライト ₱85
    レッドホース 330ml ₱95
    スミノフ ミュール ₱95
    氷入りカップ ₱15

    なお訪問時、メニュー表のスペシャルルンピア、スイーツ、レモネードの欄はテープで塞がれていました。この日は提供されていなかったということになります。

    日本円のめやす
    1ペソをおよそ2.7円で計算すると、メインのトゥスロブワ2人前₱269は約730円。1人あたり365円ほどです。為替は日々動きますので、あくまで目安としてご覧ください。

    4. 注文の仕組みに、少しクセがあります

    このお店の注文には、日本人が戸惑いやすいポイントがあります。

    まず、トゥスロブワは2人前で1セット(₱269)という売り方です。1人前という単位がありません。そして、この1セットには脳みそ・玉ねぎ・スパイスのおかわりが無制限で付いてきます。唐辛子と黒胡椒も同じく無制限です。

    一方で、無料で付いてくるプソは10個までで、こちらは無制限ではありません。足りなくなったら1個₱10で追加できます。「ご飯が無制限」ではなく「具が無制限」という組み立てです。

    もう一つが「サードホイール(THIRD WHEEL)」。メニューには、人数が奇数のグループで3人目ごとに₱79が加算される、と書かれています。2人単位で割り切れない分の追加料金、という考え方です。

    私たちは9名で行き、トゥスロブワは4セットを注文しました。9名で4セット、つまりテーブルには鍋が4つ並ぶことになります。

    Big Brainのテーブルに並んだ4つの鍋とカセットコンロを囲むCebu Island Toursのスタッフ9名
    ▲ 9名で4セット。テーブルにカセットコンロと鉄鍋が並びます
    人数が奇数のときは、注文時に確認を
    サードホイールの適用については、口コミサイトに「グループの人数によって説明が違った」という投稿も見られます。メニューの文面だけで判断せず、窓口で人数を伝えて、何セットになるかを確認してから注文するのが確実です。

    5. 調理は自分たちでやります

    このお店の一番の特徴は、トゥスロブワを自分たちで炒めることです。

    注文すると、テーブルにカセットコンロと鉄鍋がセットされ、そこに脳みその塊と調味料、そしてプソの入った籠が運ばれてきます。あとは自分たちで火にかけて炒めていきます。

    鍋に入っている状態の脳みそが、こちらです。

    鉄鍋に入れられた炒める前の豚の脳みそ。粒が残っていてペースト状ではない
    ▲ 炒める前の状態。均一なペーストではなく、粒がしっかり残っています

    ここが、ほかの店との大きな違いです。トゥスロブワというと、なめらかなペースト状のものを想像される方が多いと思います。実際、そういう店もあります。

    ですがBig Brainのものは、脳みそを崩して混ぜたもので、粒がはっきり残っています。すり潰して均してあるのではなく、崩しただけ。これが後で食感の違いになって出てきます。

    火をつけたら、あとはひたすら混ぜていきます。途中で青唐辛子と刻んだ薬味を加えると、白っぽかった鍋の中に緑が散って、一気に食欲をそそる見た目に変わります。

    鉄鍋の中の豚の脳みそに青唐辛子と薬味を加えて混ぜているところ
    ▲ 青唐辛子と薬味を投入。ここから香りが立ってきます

    炒めているうちに水分がとび、色が白から茶色へと変わっていきます。ぐつぐつと泡が立ってきたら食べごろです。料理の名前どおり、「泡」に浸して食べる状態になりました。

    煮詰まって茶色く泡立った完成状態のトゥスロブワを鉄鍋の中でトングで混ぜている
    ▲ 煮詰まって茶色く泡立ってきたら食べごろです

    ▲ 実際に炒めている様子です(27秒)

    あとは、プソをヤシの葉から取り出して、手で持って鍋にディップするだけ。熱々のところを、そのままいただきます。

    泡立った鍋にプソを浸して持ち上げたところ。ご飯にトゥスロブワがたっぷり絡んでいる
    ▲ これがトゥスロブワの食べ方。名前のとおり「泡に浸す」

    Big Brainでの流れ

    1. 窓口で人数を伝えて注文・会計
    2. 席にカセットコンロと鉄鍋、脳みそ、プソが運ばれてくる
    3. 火にかけて、崩しながら炒める
    4. 青唐辛子と薬味を加えて混ぜる
    5. 茶色く煮詰まって泡立ったら完成
    6. プソを手に持って、鍋にディップして食べる

    6. 実際に食べてみた感想

    ここからが本題です。スタッフ9名、全員で食べた結果をお伝えします。

    結論から言うと、正直めちゃくちゃ美味しいです。9人いて、美味しくないと言った人間は1人もいませんでした。

    まず、口に入れて最初に来るのは味ではなく食感でした。例えるなら、豆腐を潰したものを食べている感じです。ねっとりしているわけでも、ざらついているわけでもなく、ほろりと崩れる柔らかさ。先ほどの「粒が残っている」という話が、ここで効いてきます。

    鉄鍋の中のトゥスロブワのアップ。豆腐を崩したような粒感のある質感
    ▲ 質感が伝わるでしょうか。豆腐を崩したような、ほろりとした食感です

    そして、臭みがまったくありません。内臓料理と聞くと独特の臭みを心配される方が多いと思いますが、その心配は無用でした。

    味は、しっかりと塩気のきいた味わいです。これをプソにたっぷり絡めて食べると、これがもう最高の組み合わせで、手が止まりません。塩気のある濃いおかずと、素朴な塩気のないご飯という、日本人にもなじみのある関係です。いくらでも食べられます。

    そしてお酒に非常によく合います。サンミゲルやレッドホースを片手に、鍋を囲んでつつく。この店に地元のお客さんが集まっている理由が、食べてみるとよく分かりました。

    見た目のイメージだけで判断するのは、もったいない料理です
    「豚の脳みそ」と聞いた時点で構えてしまうのは自然なことです。ただ、実際に食べてみると、想像していたようなクセの強さはありませんでした。セブでしか食べられないものを1つ挙げるとしたら、私たちはこれを推します。

    7. 脳みそが苦手な方でも大丈夫です

    とはいえ、どうしても無理という方もいらっしゃると思います。ご家族やお友達のなかに1人そういう方がいて、お店選びに悩む、というケースもあるでしょう。

    その点、Big Brainにはサイドメニューが充実しています。イカリング(カラマリ)、シシグ、チキンスキン、ルンピア、シューマイ、ポークチョップなど、脳みそに手を出さなくてもお腹いっぱいになるラインナップです。

    Big Brainのカラマリ(イカリング)とルンピア、レッドホースビール
    ▲ 衣がさっくりしたカラマリ。ビールとの相性は言うまでもありません
    Big Brainのロゴ入りの敷紙に盛られた揚げ物2種とディップソース
    ▲ 揚げ物系のサイドメニュー。ディップソースが付いてきます

    ですので、「1人だけ苦手な人がいるから行けない」という心配はいりません。全員が同じテーブルで、それぞれ食べたいものを食べられます。

    8. 行かれる前に知っておきたいこと

    Big Brain カサンバガン店

    • 場所:セブ市カサンバガン、Pres. Laurel St 沿い(Villa Aurora Tennis Court の敷地)
    • 営業時間:16時〜24時ごろ
    • 支払い:現金のご用意を
    • 席:屋外の砂利敷き。歩きやすい靴のほうが安心です

    Big Brainはカサンバガン店のほかにも店舗があります。夜の営業が中心のお店ですので、時間帯にはご注意ください。営業時間や店舗の状況は変わることがありますので、お出かけ前にご確認いただくのが確実です。

    それから、屋外の席で、テーブルの上で自分たちで火を使います。小さなお子様連れの場合は、席の位置に気を配ってあげてください。

    9. まとめ

    セブのトゥスロブワについて、実際に行って分かったことをまとめます。

    この記事のポイント

    • トゥスロブワはセブ市パシル地区発祥の料理。「浸す(トゥスロブ)」「泡(ブワ)」がそのまま名前になっている
    • Big Brain カサンバガン店は2人前₱269。脳みそ・玉ねぎ・スパイスは無制限、プソは10個まで無料
    • 人数が奇数の場合はサードホイール₱79。注文時に何セットになるか確認を
    • 調理は自分たちでやる。テーブルのコンロで炒めて、泡立ったら食べごろ
    • Big Brainの脳みそはペースト状ではなく粒が残る。食感は豆腐を潰したような柔らかさ
    • 臭みはなし。塩気のある味で、プソにもお酒にもよく合う
    • 苦手な方にはサイドメニューが充実している

    セブ島には海の楽しみ方がたくさんありますが、夜のセブにもこういう食べ方があります。ジンベイザメやアイランドホッピングで一日遊んだあと、その日の夜に足を伸ばしてみるのもおすすめです。

    弊社では、日本語ガイドが同行するセブ島の各種ツアーをご用意しております。ツアーの内容や料金はツアー一覧ページからご覧いただけます。ご不明な点はLINEからお気軽にご相談ください。

    お土産のドライマンゴーを工場の直売所で安く買う方法については、7Dドライマンゴー工場直売所の全価格リストでまとめています。あわせてご覧ください。